安いシュラフで冬を越す。

安いシュラフでも冬を越せるのか。

独身時代、過去に何度も冬キャンプはしてきましたが、それは熱のこもりやすい小さなソロテントで、それなりに良いシュラフを使って、基本的に夜はほとんどテントのジッパーを開けない「ひきこもりソロキャンプ」だったから快適だったわけで。
今は4人家族でテントもデカイ。当然熱はこもらず発散されていく。
人数分のダウンシュラフを用意すれば解決なんだろうけど、今後家族でどれだけ冬キャンプをするかはわからない。

春夏秋のキャンプは今後もめっちゃするだろうという事だけは分かっている。
じゃあ冬は、夏の薄手のシュラフを重ねて使ったらええんちゃうん、という考えに行き着くのは自然な流れだったのだ。

ひとつ千円という激烈な安さもあって、いくつか持っているこのシュラフ。

安物買いの銭失いではないのです。めっちゃ活躍してますよ。
使用温度目安は15℃以上とのこと。
丸洗いOK。これポイント高い。だってキャンプの時って焚火や汗でめっちゃ薫ってますから。笑

これを2枚重ねてみます。温かいですよ、そりゃ。
正確に計りはしていませんが、テント外気温5℃くらいまでは対応できる感覚でした。

でも体感温度を下げる要素は、いろいろあるんですよね実際は。

1番は地面から伝わる冷え。
2番はテント幕の結露がシュラフにも浸みて起こる冷え。
3番はシュラフ内の蒸れによる汗冷えのようなもの。

それぞれを見ていきます。

 

地面からの冷え対策

これはシュラフだけでは防ぎきれません。
たとえシュラフ3枚重ねをしたって、地面からの冷えは伝わるでしょう。
今回コスパを最も重視しているなかで、銀マットは外せません。

これです。
コスパもですが断熱性と保温性と防水性において、高額ないろんなタイプのマットにも引けをとりません。
なかでも、このジャバラ折りタイプがおすすめです。
ロールタイプの巻きグセに悩まされずに済みます。

ロールタイプは、設営時の巻きグセが面倒くさいのと、巻いたときの中央の意味のないデッドスペースが、ロールタイプのデメリットそのものです。

どんなキャンプのときだって、荷物を減らしたいというのは共通意識。
このデッドスペースいりません。ポールでも挿す?
そうしたところで巻きグセの問題は解決しませんし。

対して、ジャバラ折りタイプ。

おなじ面積でも、ペッタンコです。
デッドスペースなし。

あ、本来はアルミ面が下なのですが、子供たちいろいろこぼすので、アルミ面が上のほうが拭きやすいですよ。

これは1枚あたり1cmほどの厚みがありますが、いろんな厚みのものが販売されてます。
これを季節によって重ねるわけです。
3枚も重ねたら、たぶん年中だいじょうぶ。
2枚でも氷点下手前の地面の冷えには対応できました。
重ねる枚数で対応できるのって、シンプルでいいです。

 

テント幕の結露からの冷え

テント内外の温度差によって、結露は起こります。
これは、仕方ない。
まずシュラフがインナーテントの幕に触れない位置にあることが大事なんですが。
その上で、この結露をできるだけ早く排水してしまうことも大事なのです。
そこでコレ、防水スプレーです。

防水スプレーにもいろいろあって、このフッ素系スプレーじゃないと防水性はあっても透湿性がなく、蒸れます。これが分かりにくい。
テントの防水は、迷ったらコレで間違いないです。

 

シュラフ内の蒸れから起こる冷え

これが難儀でした。
シュラフの温かさというのは、自分が発する熱が逃げなければよいのだと考えて、緊急避難用グッズでよくある、エマージェンシーブランケットを巻いて寝たことがあったのです。

これは本当に熱が逃げずに温かかった。朝まで。
しかし透湿効果がなく、朝方には汗のようなもので蒸れ蒸れに。
シュラフから出るとそれが冷えて、なかなかハードな朝でした。笑
すぐ着替えればよかったのに。着替えが前提ってのも、ねぇ…。
けど寝ているときは確実に温かい。
これ、ひとつは常備しておくと色々と応用できていいと思います。

 

結局のところ、安シュラフで冬を越すには。

インナーシュラフを買って保温性能を上げる、とかの方法もありました。

しかしシュラフそのものがインナーシュラフと値段のかわらない今、わざわざインナーシュラフを買うくらいなら、シュラフをもう1つ買えます。
そう考えると、よほど登山とか冬キャンプがメインでない限り、銀マットと安シュラフ以外は要らないという結論に近づきました。

そして究極の結論。

着込め。笑

屋外で温かい恰好は、当然テント内でもシュラフ内でも温かい。

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もしかしたら高額なダウンシュラフを家族の人数分揃えれば済むことなのか?と思いましたが、一日中シュラフにくるまって過ごすわけではない。
一日中くるまっているのは、衣服なのである。
そこに注力することが冬キャンプを快適にする最大の要素だということは、ひょっとしたら当然であって、昨今のキャンプブームのスポット情報のあれこれに見失っていたものなのかもしれない。

誤解を生みたくない点は、冬登山や高地、車のないキャンプなどでは、しっかりした装備は必要である。
あくまで、天気予報の最低気温より大幅な低温にさらされることが予想されない地域で、かつ、あまりに寒いと感じたときは車の暖房にあたれば済むような、逃げ場のある、難易度の低い状況に限っての話である。
今はこんなユルユルのキャンプばかりしているワタシが、なぜ氷点下対応のちゃんとしたダウンシュラフを持っているのかを考えてもらえば分かるはず。
自然をナメてかかったら、けっこう簡単に死ねます。
死んでないけど、死にそうになった経験はしてます。
恥ずかしい話ですが。
ナメたら本当にダメですよ。

そしてファミリーキャンプでは当然、車などの逃げ場のある、難易度の低い環境を選ぶべきです。
ちゃんと、そうしてますよね?
このブログを読んでくれている人の多くはファミリーキャンプ好きで、子供や家族全体の危機管理は考えている人たちのはず。

そういう基準の上で、改めて結論を言うと。

安シュラフ マット重ねて かつ着込む
冬のキャンプは 備え余分に

我が家は、低温対応ダウンシュラフ2つ・安い化繊シュラフ6つ。
銀マット(アルミマット)4枚。
そして防寒用の衣服は「これでもか!!」というほどに持っていきます。

↑このへんが必須装備。あとは、着込め!

安いシュラフでも、冬は越せますよ☆

 

 

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