からすみもどき「唐千寿」を、本物のからすみと実食比較!

唐千寿(からせんじゅ)なるものを知ったのは、7年前の築地場外市場。

「からすみを買いたいなぁ」と思ってたんだけど、市場を巡ってるうちに、クジラの串揚げや寿司、海鮮丼などをたらふく食ってしまい、からすみの予算がなくなってしまった。

と、からすみコーナーの横にあったのが、この「唐千寿」だったのだ。

からすみは5000円以上してたけど、唐千寿は700円くらいだったので、これをいくつか買って築地をあとにしたのだった。

 

からすみもどき「唐千寿」とは一体なに?

まず「からすみ」は、ボラの卵を塩漬けにしてから塩抜きし、冬の寒風にさらして発酵熟成させながら干したもの。

約2ヵ月もの間、手間暇かけて作られるからすみは、やっぱり高価。

 

それに対して「唐千寿」は、そのからすみを模して作られたもの。

タラの卵にサメの卵をブレンドし、卵黄と調味料を混ぜ込んで練り上げたもの。

熟成発酵によって濃厚な味わいになる「からすみ」に似せるための味付けをして仕上げるため、実際には熟成期間がかかっていない。

そのため、からすみの10分の1くらいの値段でできるのである。

 

唐千寿のお味は?本物のからすみと比較!

まずは、本物のからすみ。

家にないので、近所の居酒屋でいただくことに。

なんとこれ、この居酒屋さんの手作り。

血合いを丁寧に取り除いたボラの卵を、塩と酒で1週間ほど漬け込んでから塩抜きし、冬の寒風にさらし、気温によって干し場所をかえながら、2ヵ月半かけて熟成させたのだという。

めっちゃくちゃ濃厚で、ねっとり感とつぶつぶ感のバランスも最高、塩加減も抜群に決まっていて、どこで食べたからすみよりおいしかった。

どこの店なの?という質問は、「手打うどん虹や」に来て店主(私)に聞いてね。笑

 

帰宅し、すぐに唐千寿を用意する。

からすみの余韻の残ってるうちに、実食比較したかったのだ。

切ってる最中に「なんか変やなー」と思ったら、薄皮を剥ぐのを忘れていた。笑

サラミみたいな感じで、唐千寿には薄皮があるのです。

むいむいしてから切りましょうね。

 

さー、完成!

からすみの余韻が口にまだあるうちに、唐千寿を食べます!

ぱくっ!うまいっ!!

味はかなりからすみに近くできている。

ちょっと余韻が「味付けしたものです!」という甘さがあるけど、気にしなければ気にならない程度。

よくできてるなぁー。

ちょっと違うな、と思ったのは、食感。

からすみは、ネットリのなかにわずかにツブツブを感じるような食感だけど、唐千寿は、ネットリのなかにザラッとした食感がある。

あの魚卵らしいツブツブ感はあまりない。一応、魚卵でできてるんだけどなぁ。

でもほんと、味はほんとによく寄せてあるなぁ!

ちょっと感心してしまった。

 

やっぱり、からすみと同じく日本酒でいただきましょうか。

やっぱり日本酒に合っちゃう。

ようできてるわぁー。

酒で雰囲気出したら、ほんまにからすみの気分になってきます。

あえてからすみと細かく比較しなければ、これはこれで完全においしいおつまみですね。

うまいー印をあげます!

 

「からすみもどき」の名前が一番しっくりくる!

総じて「よくできてるなぁー!」が感想。

酔っぱらってたら分からないかも!?笑

ネタ的にもいいし、からすみ風味を普段使いできる価格で手にできるのもいい。

からすみの代用として、からすみパスタとかも美味しいかも?

なかなか手頃でおいしくて、良いおつまみです!

 

 

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